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Stage6 封印されしもの -3-
少し時間をさかのぼった祠の中。
骨とはこれほど白いものだったのかと、充治はふと思う。
骨付き肉の骨とか、道端で偶然見かけた何かの死骸から覗く骨とか、まったく目にしないこともない。しかし、この骨の魔物はそれらのどれとも似て似つかない存在。
生きている骨など、ごく普通に生活していれば滅多に見ることなどないのだから。
そう、この巨大な骨は生きていた。
単純にアンデッドと銘打つのはおかしいとさえ思った。
意思無く彷徨う骨の魔物スケルトンや同じアンデッドの腐敗したものゾンビ。アンデッドがアンデッドと呼ばれるのは、死して尚生きているかのように動くから。
……では、この巨大な骨はなんなのだ。
その疑問を誰も口にしなかったのは、その答えがなんとなくわかっていたからだ。
この魔物は一度も死んではいないということ。だからこそ、封印という手段を用いることでこの脅威から逃れようとしたのだろう。
充治は身軽に動きながら、間近に迫った骨を睨んでいた。隙をさぐって攻撃をするという普通のことが、やすやすとできないでいる。
生きているだろう骨。
それでも生者の気配もない。
そもそも今見えているのは魔物の手の部分だけなのだ。
右腕で赤く光るクラム真石がちかちかとせわしなく明滅する。充治の中にある闘志と巨大な敵への恐れとがぶつかり合う、苛立ちの光である。
「この骨壊せばまた落ちるんじゃね?」
「そうだな…それに賭けるしかない…か…」
修吾は封印の剣を両手に構え、ゆっくりと剣先を持ち上げた。この七色に輝く剣は、普段使っている片手剣とは少し勝手が違っていた。重く威力のある両手剣。おそらく魔力も宿っているだろうから、上手くすれば大きなダメージを与えられるはずだ。
修吾はちらりと充治の足元を見た。
接近戦要員として彼を伴ってここまできたが、あまり良い策ではなかったかもしれない。
確かに充治は誰よりも戦うことに対して長けていると思う。けれど相手がこれでは、問題は別のところにありそうだ。
一つ、充治のリーチが短いこと。
二つ、武道家の特徴ゆえに身軽すぎること。
三つ、現時点での彼の攻撃がこの相手に通用しない可能性。
現に充治はその場に動かずに立っているだけでも両脚に力がこもっている。攻撃を当てるために近寄り、身軽さがあだとなり、下手をすれば霧と共に吸い込まれかねない。相手にダメージがなければなおのこと、それは危険なだけの自殺行為。
「…俺が先に行く。少し下がっててくれ」
「え…」
「両手剣は慣れてないんだ。危ないよ」
血気盛んな年頃は、自分にもあった。冷静に危険であると訴えても、彼の苛立ちは余計増すばかりだろう。案の定、充治は少しむっとしたようだった。が、修吾が剣を構えなおすのを見ると素直に数歩下がった。
キシキシキシ…
またあの嫌な音がする。
「動くぞ…」
再び這い上がらんと動き出す大きな手を見据える修吾。
そこへ…二人の頭上からバサバサと羽音…。
思いがけず天井の大穴から現れたのは鳥型の魔物数匹だった。毒気の源に誘われてきたのだろうか。おそらくネルーダが動けない今、この魔物たちの足止めをする手が足りなかったのだ。
充治は骨に向かった修吾の背を見た。
彼は振り返らない。指示もない。
充治はすぐに視線を頭上に戻し、飛来する魔物たちからその背中を守るのが己の役目と決めた。
背中合わせの赤と青。
二人の足が同時に床を蹴り、足元に散らばる瓦礫のかけらが跳ねる。
まるで修吾に掴みかかろうと言わんばかりに巨大な骨の手が迫った。
青い剣士は両手を振り上げ、七光の剣がひらめく。
主を助けにきたのか、ただ欲の為に現れたのか、充治に向かって急降下する魔物たち。
いつもと変わらぬ赤い少年の強烈な蹴撃が、宙で舞う。
ドドン!
またも大きな地揺れが彼らを襲った。
修吾の剣撃を受けた骨の本体が暴れたのかもしれない。
足元がぐらつき、よろめいた修吾の頬を避け切れなかった骨の先がかすめ、真っ赤な血が噴き出した。これだけで済んだなら十分だ。それよりも攻撃の手を止めるべきではない。もう一度剣を振りかぶった彼の頬を、やわらかい癒しの光が撫でていく。
離れた位置からじっと二人を見つめる千紗の隣で、明は弓を握りしめる。
「まだ来るよ!」
充治を襲う魔物を一匹射落とした明はさらに数を増やそうとする魔物たちを見つけ、何本もの矢を放った。
その群がる魔物の攻撃を全て一人で引き受ける充治の体はあっという間に傷だらけだった。修吾が受ける一撃に比べればほんのわずかな痛みだ。しかし、何度も重なれば彼の体力を間違いなく奪っていく。
バサバサと飛び回る魔物を宙で蹴り落とし、着地のときにがくんと膝が崩れた。
「くっそ…この…」
言うことを聞かない足に文句を言う元気はあるようだ。もちろんそれは精神的な「元気」ではあるのだが。
今だ、と言ったかどうかはわからないが、一番近くにいた魔物が膝をついた充治めがけてガチガチとクチバシを鳴らしながら突進する。立ち上がるのは間に合わないと悟り、せめてもの防御のために腕を上げ、魔物の迫る頭上を見上げた充治にふわりと降りてきた冷えた空気。
「……!」
まるで降り注ぐ弾丸。充治の目の前で無数の氷の粒に打ちのめされた魔物は、無抵抗の獲物に辿り着く前に地に落ちた。
「無理するなよ、二人とも!」
離れた場所から魔法を放つ和樹の声がいつもより力強い。そして、彼の指示で離れていた四人は近すぎず遠すぎずの距離を保ちながら修吾と充治の近くへ移動を始める。
それを確認し、立ち上がろうとした充治の隣に吹き飛ばされた修吾の体がどさりと落ちた。
「おい、リーダー!」
「…ぅ…」
しっかりと剣を握ったまま、しかしすぐに応えることができないダメージを受けていた。たった一撃でこれほどの力を持つ未完成の脅威。一刻も早く封印しなければ勝ち目は…ない。
「いいわ、ここなら届く!」
友紀子の玉が光る。バリバリと青い電撃の準備を始める彼女の視線は修吾の対する骨にあった。倒れた修吾と膝を突く充治を同時に癒す千紗の魔法は一度では足りなかった。彼女は何度も繰り返す。彼らが立ち上がっても尚、次来る攻撃に備えて、回復呪文は絶えることなく。
「シュー兄、構えて」
友紀子の合図と共に玉から雷撃が放たれる。それはいつもの強烈な電撃魔法とは違っていた。玉から飛び出した青白い光は、彼女の足元から地面を伝い、まるで床に描かれた稲光のごとく狙う巨大な骨へと落ちる。
地を這う落雷をまともに受けた骨の手全体が動きを止めた。がくがくとわずかに振るえながら、時折パチパチと光るのは絡みついたあの電撃の残り香のようだ。
「たぶん止められるの少しだけよ! シュー兄!」
声を発して答えこそしなかったが、修吾は頷いて剣を振り上げた。攻撃を受ければ一撃で立ち上がれなくなるこの相手に、こちらがどれだけのダメージを与えられるのかなんて予想もできないし、きっと考えてはいけないこと。
修吾はただこの一撃に全ての力を込めた。
ジェノスのため、仲間のため…そんな立派なものじゃない。
これは自分のため。
俺はまだ、負けない!
修吾の七光の剣が、骨の一本を砕いた。
充治の蹴りが、飛び回る魔物を落とした。
明の矢、和樹の魔法がそれを助け、千紗の癒しは仲間を守護し、友紀子の魔力はかの脅威を一瞬捉えた。
ぽっかり開いた天井の穴。
そこからやってくる魔物の影がまだ数匹。
見えたと思ったのは気のせいだっただろうか。
六人の目の前が真っ白になり、その影は灰のようにかき消えた。
ソレは白い柱。
天井の穴いっぱいに差し込む光の柱は、群がる魔物を消し去り、まっすぐにひび割れた床ごと、再生する脅威の魔物を貫いた。
大きな衝撃があって然るべき、そこに大穴が開いて当然と思われたその白い柱の一撃は、音も無く静かに、ゆっくりと消えていった。
「……これは…」
ようやく目を開けて六人が見たのは、まるで何もなかったかのように巨大な魔物とひび割れの消えた平坦な床。
わずかにキラキラと輝くその場所には大きな紋章のようなものが浮かんでいた。
「封印の紋章…かな」
和樹が呟く。
「見て、虹」
明の示した天井の大穴から覗く空には、集まってきた七色の帯が中心でしっかりと重なり柔らかな白い光を発しているのが見えていた。
おそらくその白い光が映し出すのがこの紋章。
先ほどまでの息つく間もない戦闘から一気に呆然としていた彼らも、修吾がおもむろに一歩踏み出したことで我に返った。
修吾はゆっくりとその紋章の中心に向かい、しっかりと握りしめた剣の先をその床に当てる。
力を込める必要も無く、七光の剣は床に吸い込まれるように刺さってゆく。
しっかりと立った剣に輝く七つの石が、一度強く光ったかと思えば、それは剣を伝って紋章へと注ぎ込まれ、やがてぼんやりとあった紋章ははっきりとその床に浮き上がった。
「……間に合った…」
誰よりも安堵したのだろう。
修吾はそう言うと、剣にすがって膝をついていた。
「お疲れ様、シュー兄」
気付けば側にいた五人の顔を、修吾は丁寧に見回して。
「…お疲れ様」
タイムリミットまで後数分。
七人の長と剣の戦士は、無事、封印を終えた。
★
マグス村からいつになく賑やかな声が聞こえる。
村中にはたくさんの飾りつけが施され、様々な種族がそこに屯していた。
広場にはドワーフの作った新しい水場が出来ていて、その側にはテイシアへの追悼の碑が建てられている。
封印を無事終えたお祭りだ。
こんなに狭い村なのに、人、人、人。
アスベルの商店通りを思い出す。
「あの飾りつけ綺麗だね」
水場の近くで涼みがてら腰掛けていた明が言うと、隣にいた友紀子がふぁぁとあくびを返した。
「うん…でも…まだじっくり見てる余裕ないわ…」
「ゆきちゃん、魔法使うと眠くなるんだね」
「そうみたいね…ホント眠くてたまんない…。ピフルも寝てるんでしょ…しばらくここにいるのかしらね」
「そりゃ…そうでしょ、それにアレ、当分かかりそうだよ?」
明が指差したのは、充治だった。
彼の側にはいつか見た棍使いのワナンクドワーフの青年とレベッカ、そしてタバサとマグスの村長がいる。
「ちがーう! こうよ、こう、回すだけなんだから力いらないのよ。なんでそんなに力いっぱい振り回すの!」
「んー、だってさー、力入れないと回らねーだろ」
「回るわよ、筋肉バカ!」
「な…なんだと、コラ、言いすぎだ、アホ娘」
約束どおり棍の使い方を教わっているようだが…。
友紀子は首を振って目を閉じた。
「終わらないわねぇ…」
「だよねー…何もお祭りの最中にしなくてもいいのに…」
けれど、明も友紀子も口元には笑みを浮かべる。賑やかな二人の側で見ている三人も半ば呆れ、半ば楽しそうに笑っていた。
森には平和が戻っていた。
戻ったというよりは、おそらく以前よりずっと優しい空気がここにはあった。
封印を終えた後、エルフの長は七つの種族全てに、失われていた記憶を語った。少なからず動揺はあったと思う。それでも森の民たちはもう誰も、自分たちの運命を恨むようなことはなかった。
生まれ変わった千年前の使者とレベッカと共に森を駆け回ったこの六人の使者を、心から信頼しようと、誰とも無くそんな声が漏れた。
希望とはいつの時も失ってはいけないものだ。
テイシアがそれを教えてくれたのだ。
我らは彼女の声をもう少し聞くべきだった。
そうして彼らはマグス村で彼女の追悼を兼ねたこの祭りを約束したのだった。
レベッカも父親と仲直りした。
彼が封印のことを隠そうとしていたのは、全てを知っていたからこそ、愛する女性と娘の命を危険に晒すことを恐れたからだった。結果、妻を失い、全ての森の民を危険に晒すことになった。彼は深く反省していたし、レベッカはもう何も言わなかった。
ヒトの弱さはどうしようもないことだ。
彼女はそれを知った。
弱いからこそ助け合うのだと、わかった。
それに気付いたのは彼女だけじゃなかっただろう。七つの種族はお互いの交流をもっと積極的にすべきだと話し合っていたようだ。
「アキラ、話せるだろうか」
声をかけられた明と友紀子が振り向くと、そこにはエルフの青年が立っていた。そう、あの無愛想なエルフまでも、祭りには参加していて、踊りや歌などを披露していた。意外だったけれど、彼らの芸はやっぱりとても綺麗だった。
「どうしたんですか?」
「いや…その、キミの弓を見せてもらえないか。良ければもう少しキミに合わせて作り直すこともできる」
「ホントに?! ありがとう!」
「あぁ…こんなことで助けになるのなら、キミたちへの恩返しには足りないけれど」
「ううん、そんなことない。すごく助かります」
そうして明が去っていく。ぼうっと眠気と戦っていた友紀子の視線の先を、アリアの少年とビアレムの少年がにこやかに話しながら横切っていく。…と思ったら、その間には和樹がいた。
「うん、だからさー。俺が思うにキミたちはいいコンビになれると思うわけ。だいたい、冒険のパーティってのは力系、技系、魔法系そろえるってのが定石で…」
ゲームの経験を交えての妙なお話。それを異種族の少年二人が一生懸命聞いていた。神の使者のありがたい説教とでも思っているのだろうか。
何やってんだか、友紀子はまた呆れてため息をつく、けれどその後ろで酒を片手にムルキとネルーダが話しているのを見ると、和樹の行動もとても意味のあるようなものに見えたりして。
次に目に付いたのは、人ごみからひょっこり頭を出しているアタングの子供たちの集団だ。何か輪になって話しているのかなと思っていると、中心にいたらしい誰かがひょいと立ち上がる。
「きゃあ」
悲鳴が上がった。けれど、辺りからは笑い声。
見ればあの充治にそっくりなエヴァルドアタングの少年に肩車された千紗が顔を真っ赤にしておろおろしている。
「やだ…恥ずかし…」
思わず口をついてでた言葉を手で押さえ、友紀子は苦笑を浮かべた。アタングの長、ディーコンは身重の妻がいるため、祭りには参加できないそうだ。けれど、こうして初めて山を降りてきた子供たちが笑顔でいるならば、きっと安心していることだろう。
「おい、ねーさん、一人で何してんだ」
祭りの様子を観察していた友紀子の前に、ホビットのエロールがいた。
「眠いから休憩中よ。エロールさんこそ、何してるの」
「あぁ、ほら、コレ、こいつの宣伝をしようと思ってな」
彼が見せたのはドナキセラだった。
「また取れるようになったからな、商売だよ」
「楽しいお祭りなのに、商売ねぇ」
「何言ってるんだ、祭りだからこそ商売時なんだよ」
「それは確かにそうだけど」
「ん?」
相変わらずホビットはよく喋ると思っていた友紀子にエロールの大きな目がいっそう大きくなって近付いてきた。
「何よ…」
「それそれ、耳の飾り」
エロールが見ていたのはクロウディアに貰った耳飾だった。
「そいつは貴重な魔石だぜ、あんたよくそんなの手に入れたもんだな」
「え…そうなの? これもらい物なのよ」
「っかー、よくそんな高価なもんを。男か?」
ニヤニヤとやらしい笑みを浮かべたエロールに、友紀子はちょっと睨みを返す。
「違うわ」
不意に視線を落とし、水場に浮かんだクロウディアと誰かの笑い声がまた聞こえる。彼らにもこの平和なマグス村を見せてやりたいと、少しだけ胸が痛む。
「…この村を誰より愛している人に」
「……へぇ」
エロールもただ無粋なだけの男ではないようだ。珍しく数秒の沈黙を置き、彼はどこかを指差した。
「そういや、アスベルの騎士たちが帰るそうだぞ。剣士のにーさんが側にいたみたいだけどな。あんたは行かないのか?」
「うそ、聞いてないわよ。そんなの!」
「まだ急げば間に合うぜ、ほら、ぼーっとしてねぇで行くぞ」
先に駆け出したすばしっこいエロールを追い、友紀子は村の門まで駆けた。
この後六人は生まれ変わりを探す旅に出る。せめてマチスには挨拶しておきたかった。門の向こう側に立つ修吾の背を見つけ、ホッとする。まだ出発してはいないようだ。
「一通り森の警備兵だけは残していくが、それもいずれ必要なくなるだろう。仕事だからな、祭りを楽しんでいる暇はないよ」
「あぁ、ありがとう、マチス」
「礼を言うのはこっちだ、修吾。森を救ってもらったことを心から感謝する」
「…これが俺の仕事、なんじゃないかな」
微笑んだ修吾にマチスもそうだなと笑みを浮かべた。
「私も将軍と共に戻ります」
マチスの隣に浮かぶ小さな妖精はフェリルだ。レベッカの代わりとして別れてから、あまりちゃんと言葉を交わすこともできなかったが、彼女の労もねぎらうべきものだったろう。
「フェリルもありがとう。いろいろと助かったよ」
「いいえ、思ったほどお役にたてませんでした。胸を張ってくださいね。貴方たちの力がこの結果を導いたのですから」
そういうフェリルの視線が修吾の後ろに移された。振り返るとエロールと友紀子がいて、その後から他の仲間たちもやってきていた。皆、他種族の誰かしらを伴っている。マチスは満足そうに頷いた。
「クロウディア様によい土産話ができそうだ。心配しておられるだろうからな…」
城を出るときの彼女の顔を思い出して、マチスは目を伏せた。たとえそれがただの兵としての自分に対するものだったとしても…。
「将軍、まいりましょう。一刻も早くクロウディアのところへ戻りたいのです」
フェリルの淡々とした声にマチスは強く頷いた。そしてもう一度修吾に視線を戻す。
「このまますぐ旅に出るのか?」
「いや、妖精たちが目を覚ますまで待たないといけない。しばらくはここにいるよ」
「そうか…何かあったらすぐに手紙をくれ。できることはするつもりだからな」
「あぁ」
「武運を祈る」
マチス率いるアスベル兵たちはゆっくりと森を南へ、アスベルの城へと戻っていった。ようやく「戦」が終わったと、誰かが呟く。
兵たちを見送る彼らの背中には、人々の明るい声と音楽が絶え間なく響いていた。
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