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ノイティカ ワールドガイド
「リアナ」の舞台となるノイティカについて。暇つぶしにどうぞ。
物語の進行に合わせて更新される予定ですので、ネタばれに注意。
謎の世界「ノイティカ」
ノイティカはとてもせまく小さな世界だと考えられています。しかし、それはあくまで「人間」の言葉です。
この世界に暮らす知的な種族は人間のみで、彼らの手の届く範囲より先のことは誰にもわかりません。
ノイティカには「人間のなわばり」として認識されている地域のほかに、「その他の者のなわばり」となる未開の地域があります。その他の者とは、言葉通り人間以外という意味です。ただ、その他の者のなわばりに、文明からはずれた人間が生活していることもあるなど、ノイティカは謎の多い世界です。
未開の地に人間の探検家が入り込み、見事開拓され人間のなわばりを増やすこともありますし、もちろん二度と戻ってこなかったということも珍しくありません。基本的に開拓については消極的です。
現在の「人間のなわばり」は間に海を挟んだ二つの大陸の一部とその海に浮かぶ島国二つです。
- 西の大陸
クレヴィング-ノーヴァ ブラン サルガド ニウランドゥ 小国郡 山岳地域 未開拓地
- 東の大陸
ウィッテバンドゥ ルメルシェ イーズデイル セダプラヤ ソーマ カマルク リンドグレン フォーレスト
- 二つの島国
ゴムンブル パイシャオ
文明と神様と暦
ノイティカの文明は地球でいう中世・ルネサンス時代にあたり、魔法はとても珍しい力です。
わずかとはいえ、魔法の力が漂う世界なので、まれに獣が凶暴化した「魔物」は出ますが、モンスター退治の勇者が活躍するような場所はありません。自然にも恵まれ、ごく一般的な人間の生活には不自由しない世界です。
また、ノイティカにも神様はいますが、ただ「神」と呼ばれます。そして、神は一人ですが、姿や性別はあいまいで地方によって認識が違うこともあります。それでもそれらがただ一人の同じ神を指していることは皆わかっているのです。そのたった一人の神様に祈りを捧げる場所が教会です。教会はほぼ全ての国にありますが、国によって扱いが違うようです。
ノイティカの歴は聖暦と言われ、作ったのは教会です。西の大陸ではブランの大教会が建った年を元年としたブラン聖暦(通称、西聖暦)が、東の大陸ではカマルクの大教会が建った年を元年としたカマルク聖暦(通称、東聖暦)が使われます。これは教会を重く扱わない国でも使います(いちいち違う暦を使うとややこしくなるからという理由だったりもしますが)。
ちなみに西と東の暦は33年の差があります。東のカマルク大教会の方が33年先に建てられたからです。たとえば、クレヴィングのカスパル王がなくなったのは西聖暦300年ですが、その時、東聖暦は333年であるということです。ブランとカマルクの教会のどちらが上ということもないので、暦は統一される兆しはありません。あまり東西の行き来が頻繁な時代ではないので、特に不便ではないようです。
年齢は数え年で、新年は冬の間にやってきます。(これは作ってる人がイメージしやすいようにです。。。)
人種と寿命
この世界にいる知的生物は人間だけですが、人種の違いというのはあります。地球と同じようにたくさんの種類があり、特に黒の民族は特徴的で、他の民族から同じ「人間」だと認められないことがあるくらいです。
また、人種や魔術の力によって、寿命を左右されてしまうこともあります。ノイティカで「普通」とされる寿命は60歳~70歳程度です(未開拓地域の人間は除く)。教会(白魔術)の存在が延命しているところもあるので、そういう恩恵を受けられない場合はもっと短いです。
司祭
教会で教育を受けた白魔術の使い手です。
元は普通の人間ですが、神の加護を受けるため、寿命が延び、老化も緩やかです。個人差もありますが、司祭は年齢より若く見えることが多いのです。その寿命は長く、70歳以上です。神の加護を受けるのは正式な司祭とその伴侶だけです(司祭の結婚は普通のことです。むやみに欲におぼれることを禁じているので、しない人は多いですが、結婚そのものは禁止されていません)。
魔術師
長い修行に耐えた魔法使いのことです(黒髪は別で黒魔術師とは言いません)。
彼らも元は普通の人間ですが、魔力を自分で操る方法を学ぶため、その生活環境によって寿命が変わります。そのこともあって、多くの魔術師は人里離れた場所で隠遁生活を送り、自然の中で長生きします。その場合の寿命はやや長く70歳前後となります。
街中で暮らす場合は普通の寿命と変わりありませんが、共に過ごす相手によっても変化してしまいます。司祭と過ごせば寿命は延び、荒んだ生活をする黒の民族といれば短くなることもあるのです。
黒髪民族
黒い髪と黒い瞳を持つ人間です。
生まれつき高い魔力を持ち、黒魔術を使うことができます。男女ともに美形が多いと言われますが定かではありません。黒魔術は個人によって技が異なりますが、術には必ず生命力を糧とするという面で異質とされます。大陸では得体の知れぬ恐ろしい術を使う者として恐れられ、差別をうけることが多いです。他の民族との間の子も必ず黒髪民族として産まれます。寿命はやや短い、60歳以下です。
黒肌民族
黒い肌を持つ人間。
主に文明から離れて暮らし、人並み以上の優れた身体能力を持っています。異常に視力がいい、走るのが速い、筋力が強いなど、個人によって優れた能力はさまざまです。大陸では人間離れした肉体を持つ「その他の者」として珍しがられ、差別をうけることが多いです。他の民族との子は必ず黒い肌ですが、能力が弱くなる代わりに寿命が少し延びることもあるようです。純血の寿命は黒髪同様やや短い、60歳以下です。
黒の禁忌
滅多にというかほとんどないことですが、黒髪と黒肌民族の混血で、黒い髪・肌を持つ人間です。瞳は金です。
両方の民族の特徴を持つため、黒魔術を使い、身体能力も優れています。敵対すれば圧倒的な強さです。ただし、その強さとは裏腹に寿命は大変短く、およそ30歳前後です。その驚異的な力は通常の二倍の速度で生命力を奪ってしまうようです。
ノイティカの色魔術
ノイティカには三種類の魔術があり、そのどれもが「当たり前ではない力」であるため、魔術を使う人間はとても珍しく貴重な存在です。魔術というのは不思議な力の総称であり、三つに分けられる魔術は全て根本的に違うものです。
中でも「魔法」の異名をもつ魔術は「色」を重要な要素とするため、いつの間にかほかの二つの魔術も色で呼ばれるようになりました。使う人間の立場によって、違う種類の魔術を習得します。
三つのうち、司祭と魔術師の存在は常識レベルの知識ですが、黒髪については「よくわからない不気味な術師」という印象を持つだけ、というのが一般的です。大陸での存在の希少さは、「正式な高位の司祭」「一人前の魔術師」「黒髪」で同等にまれであるといえます。
司祭
通称:白魔術 難易度:中 危険度:低
○神に仕える司祭が使う神に与えられた力
○呪文はなく、武器も持たず素手で行う
○深い信仰心・少しの魔力・集中(技とコツでカバー)が必要
○攻撃の技はないが悪霊退散はできる
○三年の修行と規定の魔術全てを習得すると司祭と呼ばれ、秘術を習得すると高位司祭になる
○条件を満たせば誰でも習得可能
○庶民が一つ二つ白魔術を使えることもある(司祭に伝授された場合)が、司祭とは呼ばれない
魔術師(魔法使い)
通称:魔法 難易度:高 危険度:低~高
○魔力の研究家である魔術師が使う人間の作った技術
○固有の呪文があり、魔石武器は必ず使う
○強い精神力・高い魔力・集中(技とコツでカバー)が必要
○全体で言えば何でもできる
○当然修得したモノのみ使用可能
○魔術師に弟子入りして、一人前になるまで修行し認められれば魔術師と呼ばれる
○独学で魔術師になるのは無理
○高い魔力と知力がなければ習得できない
○庶民には尊敬される存在だが善悪は別
○魔石は一人一個の相棒みたいなもので、失うと次を探すまで魔法は使えない
○魔石は個人によって別な色に光るので有名な魔術師は「赤の〇〇」等、色つきで呼ばれる
黒髪
通称:黒魔術 難易度:低~高 危険度:高
○生まれながらの魔術人間である黒髪民族が使う謎の力
○呪文や武器はなくてもいいがあるとコントロールしやすい
○生命力・強い精神力・高い魔力(黒髪は生れつき必ず持っている)が必要
○攻撃が得意だが、回復も一応できる
○個人でできることが微妙に違うが、黒魔術自体はあまり便利なものではない
○必ず親から扱いを学ぶ(親代わりでも可)学ばなければコントロールできない
○血によって継承されるのでコントロールできなくても生まれたときから習得している
○黒髪民族以外の人間が習得することはできない
○大陸では差別の対象になり、恐れられるが、割と悪人は少ない
○術を使うと生命力を消費するので疲れるし、やりすぎると倒れる
○回復は誰かの生命力を奪うか、誰かに自分の生命力を与えるか
イディアとの関わり
もちろんこの世界も、イディアと同じ創世の神に生み出された星であり、ノイティカはその中でももっとも古い歴史を持つ星の一つです。古い星は多くが消滅してしまっていると言われますが、この星はかろうじて消滅の危機を逃れて生き延びているのです。あまりに長い歴史を持つため、人間の記憶に星の真実は残っていません。
星の持つ魂名、体名、原種民は必ずあります。が、それは「人間」の知るところではありません。
サイト内でもノイティカは謎のままにしておこうと思います。
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